Posted on 9月 12 2010 by admin

友人の住宅(2)

以前お話した設計、工事監理を担当している大分の注文住宅ですが、ほぼ仕様も決まり来月から着工の運びとなりました。

友人の住宅ですので、私も気合が入りいつも以上に入念な打合せになりました。

さて私の仕事は設計士ですが、工事監理とはどんな仕事かご存知でしょうか?大体の方が、現場管理と勘違いをされます。

「管理」と「監理」似ていますが実は全く業務内容が違います。

「監理」とは、建築士法によって『その者の責任において工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認することをいう。』(第2条6項)とあり、『建築士は、工事監理を行う場合において工事が設計図書のとおりに実施されていないと認める時は、直ちに工事施工者に注意を与え、工事施工者がこれに従わないときは、その旨を建築主に報告しなければならない。』(第18条3項)とあります。つまり、建築主に変わる第三者として、施工業者が設計図などのとおりにきちんと作っているかを、監理するのが役目なのです。

一方「管理」とは、工事施工者が、設計図書などに基づき、衛生、安全面の徹底や工程の進捗状況などを把握し、材料や職人の手配など工程がスムーズに進むように管理するのが役目です。俗に言う「現場監督さん」です。

難しい話になりましたが、ご理解いただけましたでしょうか?

建築家に設計の依頼があれば、監理者がつきますが、工事費とは別に、監理費なのが発生する為、工務店や、ハウスメーカーの場合、自社監理の場合が大半です。より良い家を建築する為には私達のような監理の目線から住宅を見ることが重要になりますので、参考にしてください。

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