Posted on 9月 21 2014 by admin

螺旋階段

住まいを新築する時、2階以上あると、どうしても、階段が必要になってきます。階段は、家庭内事故が発生しやすい場所で、転落すると、大きな怪我につながり、最悪、亡くなることもあります。
階段は2階以上の動線ですが、最近は、単に動線というだけでなく、個性的な演出としても、使われるようになりました。例えば、LDKの一角に、木製の螺旋階段を設置して、とても素敵な雰囲気にします。また、狭小住宅では、階段の面積をあまりとらないアルミ製の軽快な螺旋階段を設置して、居住空間を広々とさせる工夫をしています。

私の妹が住まいを新築した時、LDKのダイニングスペースに明り取りを兼ねて、螺旋階段を設置しました。階段を上った2階の廊下の天井には、天窓をつけましたので、そこから、光が降り注いできます。彼女が住まいを建てたのは、市街地の住宅密集地の狭い土地でしたから、このような工夫をして、住まいの中に光と自然の風を取り入れました。しかし、螺旋階段というのは、踏み板が三角形か、扇形で、内側の面積がかなり小さくなっています。内側を下りていくと、踏み板を踏み外して、転落してしまう危険性が高くなります。実際、子ども達が急いで下りてくる時、よく踏み外して、おしりや足を打撲したり、すりむいたりしてしまいます。螺旋階段でなく、中間地点に踊り場を設けた階段を採用すれば良かったと思います。

特に、朝、2階の子ども部屋から食事に下りてくる時や準備をして、急いで、学校へ行く時、学校から帰って、遊びに行く時など、距離の短い内側を駆け下りてきて、踏み外してしまいます。階段を設置するには、ある程度の面積が必要ですし、動線として使うだけで、デッドスペースになってしまうことが多いです。しかし、階段の安全性の確保から考えると、螺旋階段はリスクが大きかったかなと反省しています。

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